ぶんきょう野菜塾(2017春)

講義と試食   季節野菜の基礎知識 ~旬・選び方・食べ方~

開催日時    2017年4月15日(土)  13時30分~15時30分
参加者     21名
テ-マ野菜   アスパラ・新玉ねぎ・スナップえんどう

1)野菜ソムリエプロ鵜藤佳奈先生による「季節野菜の基礎知識 ~旬・選び方・食べ方~」の講義がありました。

【指定野菜について】
「指定野菜」という生活上重要な14品目の野菜があり、これらの野菜は時期により産地を変えることで、年間を通じて食卓に乗せやすい工夫がされていることや、日本は縦長の地形を利用して、季節によって産地を切り替える産地リレーにより、野菜の安定供給を行っていることを学びました。

【緑黄色野菜について】
可食部100g中にカロテン600マイクログラム以上含有する野菜を緑黄色野菜と呼ぶが、トマト、ピーマンなど一部の野菜についてはカロテン含有量が600マイクログラム未満であるが、食べる頻度や量を考慮し、緑黄色野菜とするそうです。一日の野菜摂取目標量は、緑黄色野菜120g、淡色野菜230gの計350gとされていますが、根菜類を多く摂ると目標値に近づきやすくなります。 

【春野菜について】
キャベツは葉が紫がかった色のものを選ぶこと、トマトはおしりの部分が星型のものが甘みがあってよい、たけのこの白い部分はチロシンという栄養があり食べることができるなど、いろいろな春野菜についてそれぞれ見分け方、おいしい食べ方、栄養素を教わりました。

 

 

2)次にアスパラ・新玉ねぎ・スナップえんどうの食べ比べをしました。

 アスパラ

・穂先のやわらかい部分と下の茎の部分で、味の違いがあることを知った。

・白のアスパラガスは生の味や食感について、缶詰より食べやすいという意見もあった。

 新玉ねぎ

・スライスをして、空気にさらしたもの、水に5分さらしたもの、
 電子レンジで3分加熱したものを食べ比べした。
 生のものはシャキシャキしていて、加熱したものは甘いという意見が多かった。

・生の辛みやにおいの強さは空気にさらしたもの、
 水にさらしたもので個人によって感じ方が違っていた。

 スナップえんどう

・ゆで時間を1分変えただけで、味や食感に違いがあることに驚きの声があがった。

・スナップえんどうの食感を楽しむのであれば、
 ゆで時間を短くする方が食感が残るという意見があった。

 

【おいしそうに見せる写真の撮り方】

料理を上手に写真にとるコツを教わりました。

 

3)今後の食生活に活かしていきたいこと

・食べ比べで五感を研ぎ澄ませてじっくり食べたことで、これまで気づかなかったおいしさに気づき、
 食事もこのようにゆっくりいただいてみようと思った。

・仕上がりの食感や好み、野菜の使う部分により、料理方法が変わるので、
 調理する前によく考えてから作っていきたいと思う。

・野菜の選び方、食べ方、栄養成分を1つずつ学ぶことは初めてだったが、
 より親しみがわき、これから栄養を考え家族や自分の健康を意識しながら食材選びができそうで、
 料理にも活かせそう。

・忙しさのあまり、野菜の摂取はどうしても後回しになりがちですが、
 改めて野菜類の大切なことを学びました。

・旬の野菜はおいしくて栄養価も高いので、積極的に食卓に出したいと思う。

 

 

実演と試食   春野菜をおいしく~季節野菜の特徴を活かしたレシピ~

開催日時    2017年4月22日(土)  13時30分~15時30分
参加者     21名
冬野菜レシピ  新玉ねぎの蒸し煮 えび葛あん・スナップエンドウと人参の塩麹あえ・アスパラガスのみそチーズ焼き

1)春野菜レシピの実演とレシピ作成の基本について、料理研究家の宮本千華子先生から教わりました。

 【春野菜レシピ実演・試食】

 新玉ねぎの蒸し煮 えび葛あん

・新玉ねぎをゆっくり加熱することにより、甘みが引き出されて自然な甘さを味わうことできる。

・玉ねぎのくさみもなく、嫌いな人でも食べられるのでは。

・新玉ねぎを煮たことがなかったが、とても甘みがあって美味しかった。

・だしのとり方、市販のものとは違うことを学んだ。

・えびに片栗粉を混ぜることで縮んで硬くなるのを防げる。

 

 スナップエンドウと人参の塩麹あえ

・スナップエンドウの上手な茹で方を知り、役立った。

・スナップエンドウは茹でた後、しばらく水につけて中まで冷ます。また、水気を絞るときは縦にする。

・塩麹をあまり使っていなかったが、今後は活用したい。

 

 アスパラガスのみそチーズ焼き

・みそとチーズという新しい味付けを知った。

・隠し包丁をすることで食べやすくなることを知った。

・香ばしくてごはんに合いそう。

また、おいしく見せるために、盛り付けが大事であることも教わりました。
食べた量が把握できるよう、大皿盛りにせず個々に分けたほうが良いことも教わり、大いに納得。
さっそく実践しようと思います。

 

【レシピ作成の基本について】

・バランスのよい食事として、主食・主菜・副菜をそろえる。

・材料は現在2人前(場合によっては1人前)が主流であること。

・塩分の割合

・野菜をたくさんとるための工夫として調理法、味付けなど変化をつける。

野菜をたくさんとるための工夫を知って、同じ野菜でも違うレシピができるようにしたい。
だしのとり方から下ごしらえ、献立、味付け、盛り付けにいたるまで適当だったと反省した。
栄養、味、彩のバランスがとれて五感で満足できる料理を覚えて、周りに広めていきたい。

 

2)今後の食生活に活かしていきたいこと

・野菜を多く取ったほうが良いということはなんとなくわかっていたが、具体的になった。

・栄養、味、彩りを考えて調理方法を考えて料理していきたい。

・先生が例を挙げて教えてくれた簡単レシピは働きながら食事の支度をするのには、大変役立った。

・だしのとり方の基本、下味のつけ方、盛り付け方などのコツを教えてもらえたので、活かしたい。

・まずは副菜の品目を増やしたい。

 

過去の参加者提案による冬野菜レシピを掲載しています。
レシピのページでご覧ください。