野菜生活のすすめ・おくら
「ねばねば野菜の代表格です」
<分類> アオイ科アオイ属 <旬・産地> 近頃はハウス栽培が盛んになり、1年中出回っていますが、露地ものの収穫期は5月~10月であり、夏が旬の野菜です。開花後、5~6日の若い果実が最もおいしいと言われています。 <選び方> 果実にうぶ毛があり、きれいな色のものを選びましょう。古くなるとしおれた感じになり、黒ずみが目立ってきます。あまり大きなものは、中の種が堅いことがあるので中くらいのものがよいでしょう。 <保存方法> ネットに入れて販売されていることが多いですが、家庭では、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。 <栄養の特徴> カロテン・カルシウムを多く含んでいます。 <おいしい食べ方> 下処理は、なり口(上の部分)の先を少し落とし、がくの硬いところを包丁でくるりとむき取ります。塩をつけて軽くこすり、表面のうぶ毛をとり除きます。茹でる時は塩がついたまま熱湯でさっと茹でましょう。細かく刻むほどネバネバが増します。刻んだおくらは冷奴・麺類にのせても美味しいです。また、煮物・酢の物・和え物・炒め物・シチューなどの調理方法にも向いており、幅広く楽しめる万能野菜の1つです。ユニークな形を活かしてスープの浮き身にしても楽しいですね。 |