野菜生活のすすめ・トマト


「容姿と栄養で世界中の人気者!」


 

<分類>

ナス科トマト属

<旬・産地>

樹上で完熟まで時間をかけて育ったものほど日照時間が増えて、おいしさがアップします。
夏場は長時間にわたる日照のため、早いスピードで育ちます。そのため、大きめであっさりした味になります。春先に育つものは、夏のトマトに比べてゆっくり育つ分、小ぶりですが味が濃いものが多いです。
千葉県・熊本県・栃木県・茨城県・愛知県などが主な産地です。

<選び方>

丸みがあり、きちんと重さがあるもの、ヘタが鮮やかな緑でピンとはって元気なもの、皮にハリとツヤがあるものがおいしいです。

<保存方法>

本来、暑い夏に育つトマトは寒さが苦手です。冷えすぎる場所だと低温障害を起こしてしまいます。まだ青味が残るものは常温で追熟させますが、すでに全体が赤いものはビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存します。

<栄養の特徴>

カロテン・ビタミンCが含まれています。赤みの色素であるリコピンは、カロテンの1種です。

<おいしい食べ方>

サラダ、スープの実、オムレツ、パスタなどがおすすめです。手ごろな値段で売られていたら、丸のまま冷凍し、使うときに流水にさらせばつるりと皮をむくことができます。ソースや炒め物・煮物などに使うと舌触りよく仕上がります。
ソースにする時など、酸味が気になる場合はゼリー部分を除くことがありますが、うま味成分が多く含まれるのは種の周りのゼリーの部分です。できれば捨てずに活用してください。

<トピックス>

イタリア・スペインでは、多くは調味料として使われています。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、珍重されています。日本では、生食としての利用が主ですが、加工食品としてもさまざまなかたちで利用されています。
トマトを砕き、裏ごししたものが「トマトピューレ」、これを濃縮したものが「トマトペースト」、その他ジュースやケチャップなどに利用されています。

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