野菜生活のすすめ・たけのこ


「春を告げるたけのこの香りとやわらかさを楽しむ」


 

<分類>

イネ科マダケ属

<旬・産地>

たけのこの旬には、桜前線が話題になるころに九州産のものから始まり、京都府・静岡県・千葉県・茨城県など、徐々に産地が北上する「たけのこ前線」が存在します。

<選び方>

先端が黄色から薄緑色のもの、切り口が白くみずみずしいもの、同じ大きさなら実の重いもの、泥が乾いていないものが新鮮です。

<保存方法>

ゆでたけのこは、空気に触れないよう水を張った容器やポリ袋に入れて冷蔵庫で保存して、2~3日以内に食べ切ります。食味を損なうので冷凍保存には向きません。

<栄養の特徴>

食物繊維・カリウムを豊富に含みます。たけのこのうま味の1つであるアスパラギン酸は、疲労回復に役立つと言われています。

<おいしい食べ方>

あくの強いたけのこは購入したら、すぐにゆでることが大切です。まずたけのこの穂先を斜めに切り落とし、縦に切れ目を入れます。大鍋にたけのこ・ぬかひとつかみ・水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして40~50分くらい茹でます。根元に竹串が通るようになったら火を止め、そのまま茹で湯ごと冷ましてから皮をむきます。
ゆでたたけのこは、部位によって適した調理方法があります。やわらかい穂先は和え物・汁物に使います。中心部は煮物・炒め物・揚げ物に使い、根元は繊維が硬いので、煮物・炊き込みごはんにしたり、すりおろして挽き肉や白身魚と一緒に合わせだんごにしてもおいしく味わうことができます。

<トピックス>

食用のたけのこはほとんどが孟宗竹(もうそうちく)で、単に「たけのこ」と言えばこの孟宗竹をさすことが多く、えぐみが少なく肉厚でやわらかいのが特徴です。

 

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